【コンバイン】コックピットオープンの仕方 修理・整備【クボタ DR6130】
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はじめに
クボタのDRシリーズ（DR6130, DR6115, DR595, DR575）
エンジン回りの整備をするのに欠かせないのが、
コックピットオープン（運転操作部の開閉）です。
今回は弊社で使用しているDR６１３０の運転操作部をオープンしたので、手順・方法をご紹介いたします。
コックピットオープンのやり方
コンバインを平地の場所に置き、
ブレーキを解除
グレンタンクを開けておきます。
コックピット周り 取外し
ラジエータカバー 取外し
手でネジ２つ外し、上に持ち上げると取れます。
下のカバーも取り外します。
ネジで留まっています。
前のカバー 取外し
ステップ収納レバー 取外し
Rピンとピンで留まっています。
引き抜きます。
触媒のカバー取外し
赤〇の箇所だけでいいです。
運転席後カバー 取外し
イントレットパイプのゴミ侵入防止キャップがあります。
後に使用します。
コックピット 下部
イントレットパイプ取外し
バンドで留まっており、１０ミリのネジを緩めます。
オープン後に反対からみたイントレットパイプ
銀色の輪っかがバンド
イントレットパイプは下に引き抜きます。
両手でやると、取りやすいです。
パイプを外したら、先ほどのゴミ侵入防止キャップを付けておきます。
逆転ファンモータユニットの取外し
キースイッチで電源を入れ、（ACC）
逆転ファン作動スイッチを押し、ワイヤのテンションが掛からない位置にします。
ワイヤーの取外し
ピンと座金を取って、外します。
ピン、座金を落とさないように気をつけましょう。
ワイヤーは左に外れます。
逆転ファンモーター カプラ取外し
細いマイナスドライバーで爪を上げると外れます。
逆転ファンモーターの土台を固定しているネジ２本 取外し
土台を手前に引くと、土台が外れます。
外した逆転ファンモーターは、そのまま下に置いておきます。
（コックピットオープン時に当らない場所）
コックピット 固定部 取外し
運転席マットを取り、
鉄板も取外し
１９ミリ ネジ２本 取外し
ステップの隙間にあるネジ１本取外し
コックピットのオープン
コックピットを引っ張ると、オープンにできます。
開く際に干渉していないか、確かめながらやりましょう。
ドレンが干渉しないよう、押し込んでおきます。
ピンを差せる位置まで開閉し、ピンで固定して完了です。
コックピット開閉
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