【トラクター】ミッションオイル・フィルター交換【MR60・65・70・77・87・97】
はじめに
エンジンオイル程頻繁ではないが、
600時間毎※に交換が推奨される
※車種によって違いがあります。
「ミッションオイル」
機械を長持ちさせるために、
忘れずにオイル交換をしておきたいですよね。
今回は、クボタMR70でミッションオイルと
オイルフィルターを交換したので、本記事でご紹介したいと思います。
ミッションオイル 交換
ミッションオイル ドレン
MR70 後ろ
作業機を下げてエンジンを切ります。
長時間エンジンを掛けていた場合、熱くなっているので
十分に冷めてから作業を行います。
ミッションオイルのドレンは、
機体の下に2か所あります。
↓真ん中から少し後ろのほうと、
真ん中にあります。
27ミリのメガネで外します。
固くて緩まない場合は、メガネをハンマーで叩くか、
鉄パイプで延長してトルクを掛けましょう。
1か所だけだと、少し残ってしまうので、
2か所からミッションオイルを抜きましょう。
ミッションオイル排出
大量にミッションオイルが出てきます。
(規定量は67リットル)
オイルパンの容量が足りない場合は、
途中でドレンを締めましょう。
20リットル缶たっぷり
4缶(67リットル)出ました。
ドレンからミッションオイルを抜いたら、
ドレンを締めておきます。
オイルフィルタカートリッジ交換
オイルフィルター2本↓
ミッションオイル交換のついでに、
油圧オイルフィルタカートリッジを交換します。
このフィルターが詰まるのが原因で
作業機の上げ下げの動きが鈍くなったり、上がらなくなることがあります。
オイルフィルターはネジのように締まっているので、
フィルタレンチで緩めて取り外します。
フィルタレンチ↓
少量、オイルが残っているので
オイルパンで受けましょう。
新品の油圧オイルフィルターはクボタのお店で購入しましょう。
純正が間違いないです。
表面のOリング(ゴムパッキン)に
少量オイルを薄く延ばして付け、手で確実に締めます。
たまに斜めに入ってネジ山を潰してしまったり、
締まり切っていなくて、オイルが漏れる可能性があります。
締める場合、フィルタレンチは使用しないほうが良いです。
ゴム手袋をはめて強めに閉めるぐらいでいいかと思います。
新品の油圧オイルフィルター
ミッションオイルを入れる
ドレンとフィルターを締めたら、給油口から
ミッションオイルを入れていきます。
クボタ純正 ミッション兼・油圧オイル
クボタ
MR60,MR65,MR70 MR77,MR87,MR97
の規定量は67リットルです。
給油口は機体の後ろにあります。
ミッションオイル給油口
エンジンオイルと違い、量がとてもあるので大変です。
規定量ミッションオイルを入れたらエンジンを掛けて、
2~3分したらエンジンを切ります。
機体の後ろ側、左にあるオイルゲージを見て、
ゲージの平らの面にオイルがあることを確認します。
もしミッションオイルが足りなければ補充しましょう。
以上でミッションオイル交換は完了です。
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