【コンバイン整備】1番らせん(縦) 交換・修理 【クボタ DR6130】
はじめに
消耗品がかなり多いコンバイン、
選別をした籾をタンクに供給する役割をもつ、
1番らせんも例外ではありません。
弊社で使用しているクボタDR6130ですが、
稼働時間が500時間超えで、
1番縦らせんが減っていたので、交換をしていきます。
1番縦らせん 取外し
縦らせんを取り外すのにオーガが干渉するので、
上げておくか、横に位置をずらします。
グレンタンクを開け、1番縦らせんの頭
ネジ3つ 取り外します。
引っ張り上げると、1番縦らせんが外せます。
根本の辺りがかなり減っています。
取外した1番縦らせん
頭の部分は新品で用意するか、
再利用する場合は、ネジ3つ取外し、
ベアリングが軸に入っているのでプーラーで取り外します。
ベアリングが固いと側が曲がってしまうので、
無理なら新品を用意したほうが賢明です。
隙間テープとパッキン
隙間テープがボロボロなので、
ついでに変えておきます。
ヤスリで表面をきれいにし、
新品を取付ます。
クボタの純正品を使用。
1番縦らせん ケース側にはパッキンがあります。
ボロボロなので交換していきます。
力を込めれば、手で引きちぎれます。
新品のパッキン
溝にしっかり入れ込みます。
隙間テープ取付
1番縦らせん 取付け
らせんの頭を組み立てていきます。
ベアリングを三角のケースに取りつけます。
潤滑油を付けて…
ハンマーで叩いて入れていきます。
しっかり奥まで入れましょう。
ベアリングケースを頭に取付ます。
ネジ3つ本締めします。
らせんの軸にベアリングを挿入します。
しっかり奥まで、ハンマーで叩いて入れます。
間にもう一個ハンマーか、ソケットを入れ込むと、
変な場所を叩かずに済みます。
作業台があるとやり易いです。
トラックの荷台を利用。
頭の取付ができたら、
1番縦らせんをケースに入れていきます。
結構重いので、気をつけて作業をしましょう。
らせんの軸が伝導軸に入らないと、
らせんの頭がピッタリ付きません。
何度からせんを浮かして入れるのを繰り返すと、入ってくれます。
最後にネジ3つを締めて完了です。
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