【コンバイン整備】引き起こし爪(ラグ)の交換【方法・やり方】

コンバイン整備 引き起こし爪 交換1

はじめに

刈り取った稲を送ってくれる「白いやつ」

名称は、

「引き起こし

「掻き込みラグ

 

この引き起こし爪が摩耗すると、

稲を送ることができなくなり、

詰まりの原因となってしまいます。

 

引き起こし爪 交換方法

引き起こし爪は大きさがあります。

機体と箇所によって大きさが違うので、

メーカーで確認しましょう。

 

下準備として、チェーンを取り外します。

各箇所にテンションが掛かっているので緩めて外します。

 

【500時間コンバイン】引き起こし部 スプロケット・ローラー交換【整備・修理】

 

ラグ 取外し

爪はピンで止まっています。

ポンチで叩き出すか、

プレスで押し出します。

 

ピンの片側は釘の頭みたいになっているので、

一方向にしか出ません。

よく見ると大きさが違うので、確かめましょう。

コンバイン整備 引き起こし爪 交換2

コンバイン整備 引き起こし爪 交換3

 

ポンチとハンマーで叩きだす場合は、

角材で土台を用意するか、

砂利の上で叩き出すと、ピンが下に抜けてくれます。

 

ペンチで引っ張れるくらい出れば上出来です。

コンバイン整備 引き起こし爪 交換4

 

ペンチで引き抜く。

ピンは再利用します。

ピンを抜くと、ラグが外れます。

コンバイン整備 引き起こし爪 交換5

 

新品と比較すると、減っているのが分かります。

コンバイン整備 引き起こし爪 交換6

ラグ 取付け

取外しからチェーンの向きを反対にし、

ラグを穴に合わせて、ピンを差し込みます。

コンバイン整備 引き起こし爪 交換7

 

ピン差し込み

コンバイン整備 引き起こし爪 交換8

 

ポンチまたは、プレス押し込みます。

ピンの頭が中に入り込めば、寸分の隙も無いです。

コンバイン整備 引き起こし爪 交換9

 

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