【トラクター】PTO2速で燃費良く耕うんする方法【燃費向上率25%】
はじめに
燃料費高騰の昨今、
経費が掛かって大変ですよね。
出来ることなら節約したいと考える人もいるでしょう。
そんな農家様に朗報、
トラクターの耕うん作業を
低燃費で行える方法がございます。
今回は、燃費良く起こしをする方法をご紹介いたします。
低燃費で耕うんする方法
弊社ではクボタ MR700を使用。
通常時、
耕うん作業するのに、
エンジン回転数 2500rpm
PTO回転 540~580rpm
PTOギア1速
車速 2.4km/h
トラクター エンジン回転数 2500rpm
低燃費で耕うんする際は、
以下の設定で行います。
エンジン回転数 1800~2000rpm
PTO回転 580~650rpm
PTOギア 2速
車速 2.4~2.6km/h
PTOギア
最近のトラクターだと、DPF機能が付いており、
1800回転で使用しつづけると、自動再生で回転を上げる必要があります。
【トラクター】DPF再生とは? ディーゼルエンジン 【解説・対処法】
また、PTO回転が1速より速くなるので、
荒く起こしたい人は、車速を上げる必要があります。
車速は主変速を変えて調整します。
MR700 設定
70馬力のトラクター、
ロータリー幅2m40cmで
荒起こしを上記の設定で行うと、
深さは13cm程度が限界です。
2500回転で8時間作業すると、燃料は空になっていましたが、
2000回転だと、1/4燃料が残っていました。
燃費向上率では約25%です。
どうぞ、ご参考までに!
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