【コンバイン】揺動板の取外し方・方法 クボタ DR6130【整備・修理】

はじめに
コンバインで収獲した籾を選別するのに欠かせない、
「揺動板」
ふるいにかけることで、籾とワラやゴミ等を分けてくれます。
そんな揺動板ですが、整備・修理 や掃除のためにコンバインから取外しが可能になっています。
今回は、クボタDR6130を例に揺動板の取外し方について解説していきます。
揺動板の取外し方

クボタ DR6130
カッターケースを開ける
①機体左後ろのカバーを取り外します。

②排ワラカッター駆動ベルトの取外し

テンションプーリーのレバーで緩めてベルトを外します。


③カッターケース レバーを引いて開ける
↓の赤〇のレバーです。

支え棒があるので、安全のために掛けておきます。

揺動板取外しの準備 後方
④カバーをめくります。

ネジ2本外してカバーをめくる。


⑤燃料タンク周りのカバー取外し
右側面 ボルト3本

左側面 ボルト2本

燃料タンク 上部

⑥ベアリング 固定ケースのオープン
ボルト1本
左右両方にあります。
左側↓

右側↓

揺動板取外しの準備 左側面
⑦機体の左側面のカバーを全て外しておきます。

⑧揺動板駆動のプーリーからベルトを外す。
テンションは↓赤〇のレバーで緩めれます。

↓テンションプーリー
カチカチで動かない場合、ハンマーで叩くと動きます。

プーリーからベルト取外し

揺動板を機体から引き出す
⑨揺動板を後ろから途中まで引っ張りだす。

大きい機体だと、一人でやれないことないですが、
二人いたほうが安全にできると思います。
フォークリフトを使えば楽に取外しができます。

⑩ワイヤー取外し
揺動板 右側面にあるワイヤーを取り外します。
ワイヤー張りのナットを緩める↓

割ピン取外し↓

↓赤〇のテンションバネを抑えながら、ワイヤー先を外します。

⑪揺動板を完全に引っ張り出す

以上で揺動板の取外しは完了です。
コンプレッサーで揺動板を掃除↓

揺動板 取り付ける際の注意点
揺動板を機体に取り付ける際に、
↓赤〇のゴムカバーがグニャグニャにならないように
揺動板を挿入してください。
2番横らせんに巻き込んでしまう恐れがあります。
機体の左側のカバーを開ければ位置を確認できます。




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