【田植え機】三角形の田んぼ 植え方・回り方【図解・作業者視点】
はじめに
通常の長方形・四角形の圃場から、
三角形や、ひょうたん型など、
世の中には様々な形の圃場があります。
比較的、三角形の圃場は多く散見されますが、
田植え機でどのように植えたらいいか
疑問に思われる方もいるでしょう。
今回は三角型圃場の田植え機での
回り方について説明していきます。
三角形の圃場 回り方
三角形の圃場の植え方は、
通常、四角い圃場で行う額縁植えの応用で植えます。
今回、例に出す圃場はコチラです。
回り方は以下の順になります。
①マーカーをつける
三角形の圃場は乗り入れ口の位置に関係なく、
圃場の長い列から植えます。
額縁植えの要領でマーカーをつけていきます。
②圃場の真ん中を植える
次に、圃場の真ん中を植えます。
長い列から順に、隣接で植えます。
先ほど付けたマーカーに沿って進みます。
(水が深いと見えません)
ちなみにGPS機能があると、水が深くても問題ないです。
端まで来たら、旋回できる分
多めにバックしてから、Uターンします。
引き続き、隣接で植えていきます。
マーカーが畔に当らないよう、
少し進んでから出します。
後は同じ繰り返しで植えていきます。
③外周を植える
仕上げで外周を周ります。
乗り入れ口からスタートするので、空植えで戻ります。
乗り入れ口まできたら、方向転換します。
植えた苗を踏まないよう、気をつけます。
余裕があれば、圃場から出て方向転換します。
圃場の角は田植え機の条数が多いと、
植えれない部分が増えます。
角が気になる場合は手植えします。
機械によりますが、外周は8条植えの場合、1周で周れますが、
それ以外だと、2周回る必要があります。
2周回る際は、畔際クラッチで畔側を植えてから、2周目で内側を植えます。
額縁植えの方法と同じなので、詳しくは以下記事をご参照ください。
【田んぼ】田植え機 田植えの方法・やり方【図解・作業者視点】
最後に乗り入れ口を出て終了です。
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