【トラクター】代掻き 4選! 様々な旋回(ターン)の仕方・方法
はじめに
トラクターでの代掻き作業、
人によって様々なやり方が考案されていますが、
特に旋回時(ターン)のやり方は
何通りものやり方があり、
圃場の条件によって良し悪しがあります。
今回は、旋回方法を4選紹介いたします。
バックターン
まず最初に、バックターンです。
2WDまたは4WDで行います。
圃場の端まで来たらバックし、
90°旋回します。
作業機を降ろし、90°旋回
隣接耕で続きを代掻きします。
一番オーソドックスなやり方でしょうか。
枕地にやさしい旋回方法です。
機械の条件によりますが、
代掻き外周を1周で仕上げられます。
斜め旋回
続いて緩やかに代掻き旋回する方法です。
2WDまたは4WDで行います。
代掻きしながら45°斜めに進みます。
端まで来たら、90°バック旋回
作業機を降ろし、45°旋回
隣接で続きを代掻きします。
壁等がある際に、トラクターのウェイトが当たらず
ギリギリまで攻めることができます。
90°バック旋回する際に
ハローをぶつけないよう気をつけます。
倍速ターン
一番簡単な方法です。
オートアップと倍速ターンを入れ、
一気に180°旋回します。
最も簡単で速い反面、
緩い枕地だと深くなってしまいます。
はまり易い場所は使わないほうが良いです。
一畝飛ばし耕
2WDまたは4WDで、
180°緩やかに旋回します。
ハロー1列分あけて、続きを代掻きします。
大体ハローの長さ8割分、幅を開けると良いです。
枕地にやさしい旋回方法です。
おまけ
旋回時に速度を落とす方法です。
アクセルレバーで通常より回転数を下げます。
エンジン回転上限を普段代掻きする回転数に設定します。
アクセルペダル ベタ踏みで代掻きし、
旋回時だけアクセルを離すと、ゆっくり回れます。
より枕地にやさしく旋回できる方法です。
最近のトラクターだと、e旋回機能で行えます。
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