【草刈機】切れたリコイル紐の修理・交換方法
はじめに
草刈機のリコイル紐が切れてしまいました。
このままではエンジンを掛けることが出来ないので、
リコイル紐の交換・修理をしていきます。
リコイルでエンジンを掛ける、
草刈機・エンジンポンプ・管理機・耕うん機等、
紐の交換方法はほぼ同じです。
リコイルスターター取外し
リコイルスターターを本体から取り外します。
ネジで固定されています。
残った紐も取り外します。
真ん中のネジを取外し、カムを取外し。
コマ結びされている紐を引っ張って取り除きます。
物によっては、カムを外さなくても大丈夫です。
紐の取付・交換
同じ長さ、太さの紐を用意します。
農機具屋・通販・ホームセンター等で手に入ります。
ライターで紐先を炙り、火傷しないように、指先で先をとんがらせます。
円盤の穴に通す
リコイル側、円盤の穴に通します。
リコイル側の紐先をコマ結びして、
軽く、火であぶります。
コマ結びの部分が円盤に引っかかるようにし、
カムを戻してネジを締めます。
全ての穴に通す
円盤反対側の紐先を全て通していきます。
リコイルスターターの入り口↓
スタータノブ手前↓
スタータノブ
止め金具
全て通したら、コマ結びして軽く火で炙ります。
結び目はノブの頭にねじ込みます。
リコイルスターターによってはノブの頭が違う場合があります。
紐を巻く
円盤とリコイルスターター入口の間で
紐をだらんと出しておきます。
紐を円盤の溝にあてがって、ゼンマイを巻いていきます。
古いリコイルスターターだと溝が無い場合があります。
円盤を割らない程度に、ニッパー等で加工して溝を作っても大丈夫です。
リコイルを引く方向に回します。(巻きます)
紐の長さによって回す回数が違います。
重くなったら溝から紐を外し、ゼンマイの力で紐を巻きます。
溝に紐を入れてクルクル↓
ゼンマイが重くなったら溝から紐を外して、
ゼンマイの力で紐を円盤にマキマキ↓
紐のたるみが無くなるまで繰り返します。
緩すぎず、硬すぎず、ノブが自然にたつぐらいが丁度いいです。
リコイルスターターを本体に取付し、試しにエンジンを掛けてみましょう。
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