エンジンが掛からないポンプの原因究明・修理【キャブレター分解掃除】
はじめに
エンジンポンプ、
田んぼの水入れで使用していましたが、
エンジンが掛からなくなりました。
原因を探って、修理していきます。
プラグの確認
大抵の原因は、
プラグの火が出ていないか、
キャブレターの目詰まりです。
最初にプラグを確認します。
プラグコードを手で引き抜きます。
プラグレンチまたは、19mmの長いソケットで取外し
火が出ているか確認します。
プラグコードに差しなおして、
プラグの先を金属部にあてがって、
普段エンジンを掛けるようにリコイルスタータを引きます。
バチバチいったり、火花が散っていれば問題ないです。
もし火が出ていなければ、プラグを交換します。
(古くて煤で真っ黒ならば火が出ていても交換していいですね)
今回は火が出るので、キャブの目詰まりを疑います。
稀に、燃料コックで詰まっていたり
燃料タンクでゴミが溜まっていて
燃料が来ないということもあります。
キャブレター取外し
燃料コックを閉めておきます。
フィルターを取外し。
ナット取外し
フィルターの側も取外し
キャブレターが見れます。
ギトギトですね。
原因はキャブの燃料詰まりで間違いないでしょう。
キャブを取り外していきます。
ホースを全部取り外します。
スロットルレバーからワイヤー取外し
ラジオペンチで上に引き抜きます。
繋がっているのを全て外したら、
手前に引っ張るとキャブレターが取外せます。
キャブレター分解掃除
キャブを取り外したら、分解掃除していきます。
カップのお尻のネジ取外し
固い場合は、軽く叩くと緩みやすいです。
ネジを取ったら、キャブからカップを分離します。
ギトギトなので、キャブクリーナーで掃除します。
メインジェット取外し
小さい-ドライバーで緩めますが、
今回はネジが舐めているので諦めます。
パイロットジェット取外し
斜めに付いてるネジはエアスクリュで、
空気の流量が狂うので触りません。
キャブクリーナーで掃除をしていきます。
最初はキャブの外側を綺麗にしておきます。
外側がキレイになったら、
内側、穴を掃除します。
キャブクリーナーだけでなく、
細い針金を通してもいいです。
舐めて取れなかったメインジェット↓
完全ではないですが、多めにキャブクリーナーで掃除
メインジェット・パイロットジェットに繋がる穴
燃料入口
フロートを下げた状態にします。
(ニードルバルブを開けた状態)
パイロットジェット掃除
細い針金があれば、穴に通して掃除します。
掃除が完了したら、元に戻します。
エンジンを掛けて問題なければ完了です。